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おすすめ絵本・おもちゃ

今月のおすすめ絵本

クリスマスが待ち遠しい季節がやって来ました。

クリスマスが近づくと子どもたちはもちろん、大人もワクワクした気分になりますね。そんな時期に、気分を盛り上げてくれるクリスマス絵本はいかがですか?

読み継がれているロングセーラの本、サンタさんやクリスマスツリーが活躍する本、思わず飾りたくなるような綺麗なものなど…実にたくさんの種類があります。
その中から親子で楽しめるおすすめのクリスマス絵本をご紹介します。

100にんのサンタクロース

出版社 : 文溪堂
著者  : 谷口 智則
定価  : 1,650円
対象年齢: 2、3歳~

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「100にんのサンタクロース」

ここは100人のサンタクロースが住む街です。サンタクロースたちはみんなで協力しながら1年をかけてクリスマスの準備をしています。
春にはプレゼントの数を数えたり…夏にはクリスマスツリーを育てたり…秋には星空作りの練習をしたり…。
そして冬が近づくと準備も大詰め! 新しい服を作ってみんなそれぞれお気に入りの服に着替えます。
サンタクロースといえば赤い服ですが、色とりどりで、色んな柄の洋服や帽子で個性豊かでとっても素敵ですよ。 そしてとうとうクリスマス当日、プレゼントを積み込んでいよいよ出発です!
裏表紙には100人のサンタクロースたちの名前が紹介されていますよ。クリスマスがとっても楽しみになる一冊です。

あのね、サンタの国ではね

出版社 : 偕成社
著者  : 松本 智年・一色 恭子(原案)
定価  : 1,320円
対象年齢: 3、4歳~

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「あのね、サンタの国ではね」

北の美しい森の中、大勢の個性豊かなサンタクロースたちが暮らしています。クリスマス以外の日、サンタさんはどのように過ごしているか知っていますか?
1月には新年のあいさつをするために大勢のサンタが集まります。
4月にはトナカイ学校の入学式があり、6月は梅雨に入りサンタたちはソリがさびないように手入れをします。
そして11月になるとヒゲを整えていよいよクリスマスの出発にむけて準備が本格的に始まります。
日本の四季と同じようなサンタの国。なんだか親近感が湧いてきませんか?
優しいイラストで、サンタさんたちの1年間を丁寧に描いた一冊です。

おおきいツリーちいさいツリー

出版社 : 大日本図書
著者  : ロバート・バリー
定価  : 1,430円
対象年齢: 4、5歳~

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「おおきいツリーちいさいツリー」

クリスマスが近づいたある日、ウィロビーさんのお屋敷に大きなクリスマスツリーが届きます。しかしツリーの背が高すぎて天井につっかえてしまいます。
それを見た執事のバクスターはツリーの先をチョッキン!と切ってお手伝いさんのアデレードにあげます。
アデレードは喜んで部屋に飾りますがここでも先っちょが邪魔になってしまい、またまたチョキン!それを今度は庭師のチムが拾って…。
ツリーが次々と切られ、それが色んな人や動物たちに渡っていく様子がとても面白いお話になっていますよ。
クリスマスツリーを飾る特別な時間ですよね。みんなに幸せが繋がっていく素敵な一冊です。

ビロードのうさぎ

出版社 : ブロンズ新社
著者  : マージェリィ・W・ビアンコ
定価  : 1,650円
対象年齢: 5、6歳~

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「ビロードのうさぎ」

クリスマスに、ぼうやへの贈りものとしてビロードでできたうさぎのぬいぐるみがやって来ました。
最初は気に入ったものの、すぐに他の贈りものに気をとられたぼうやは、すっかりそのうさぎのぬいぐるみのことを忘れてしまいます。
しかしある日、ぼうやはうさぎを手に取ります。それからぼうやとうさぎは毎日一緒に過ごし、そのおかげでボロボロに傷んでしまいます。
そんなとき、ぼうやが重い病気になってしまったことで運命が変わっていきます…。
心からおもちゃを大切にしたくなる、そして大人から子どもたちへ読んであげたい一冊です。

今月の木のおもちゃ

NHKのピタゴラスイッチでご覧いただこともあると思いますが、想像力をはたらかせ、玉の道を考えながら組み立てる遊びがスカリーノです。

スカリーノは溝が切られたレールの上を玉が転がっていくおもちゃです。組み合わせは無限で好きな方向・組み合わせを考えながら積木のように積んでいきます。子どもは、積み木の組み立て方と玉の落とし方を試行錯誤し、玉が最後まで転がったときには達成感を味わうことでしょう。
お子さまが3歳になったらおすすめですが、とはいっても3歳です。玉の道は一人では組み立てられません。でも、3歳になると玉を落として転がるのを見るのは大好きになります。まさにツボにはまったみたいに何度も何度も玉を落として楽しむことでしょう。

ですので、この時期にスカリーノを与えるポイントは、お父さん、お母さんが玉の道を最初から最後まで作ってあげることがポイントとなります。
ですが、安心してください。お父さん、お母さんが一緒になって作り、組み立て、玉を転がし、たっぷり積み木で遊ぶ経験をつんだ子どもたちは、4~5歳ぐらいから玉の道を自分で組み立てはじめます。自分で作る玉の道の積み木は、じっくり取り組む粘り強さや忍耐力、穴と穴をぴったり合わせて作り出す手先の器用さ、集中力を育ててくれます。

スカリーノが子どもたちに愛され続ける理由は、玉を転がすという快感と難しい玉の道を論理的に考えて組み立てる。失敗し繰り返し考えて成功する喜び、最後には達成感を味わう、まさに遊びの王道をいく玩具です。
小学生になっても十分に楽しめるので、兄弟、姉妹でも遊べるところもよいですね。
お子さまやお孫さまのお誕生日やお祝いのプレゼントをお考えの際は、ぜひ、おすすめしたい玩具です。

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