おすすめ絵本・おもちゃ

現在、１年間に出版される図書の数は、およそ８万点を越えています。各学校図書館がその中から学校図書館向きの図書を選ぶのは容易ではありません。
そこで、全国学校図書館協議会では、小学校、中学校、高校、大学教員、学校図書館研究者、学識経験者の方々が「全国学校図書館協議会図書選定基準」に基づいて、学校図書館に適した図書を選定します。1冊の図書につき、複数の選定委員の推薦を受けますと「選定図書」になります。毎年、およそ7千点前後の図書が「選定図書」として選ばれています。
当サイト「こそだてナビゲーション」では、全国学校図書館協議会で選定された本を数を多く取り揃えさせて頂いておりますが、今月は、公益社団法人全国学校図書館協議会が優れた絵本に「日本絵本賞」を授与した、「第25回日本絵本賞」を受賞した絵本をご紹介させて頂きます。

「日本絵本賞」とは？
全国学校図書館協議会で選定された新刊絵本1,165点より、第1次、第2次選考、さらに作家、画家、絵本研究者、美術評論家などからなる最終選考委員による最終選考会で選ばれた「ほんとうに子どもたちによんでほしい絵本」に与えられる賞です。

ジョージラックのパズル（George Luck Puzzle）

自分たちのこどもを楽しませようと作り始めたパズルが評判となり、1975年に会社を設立、以来イラストレーターのケイさんと木工技術者のジョージさんご夫妻でパズルを作ってこられたそうです。「幼児が遊ぶ単純なものには原色を、年長児向けにはリアルな色彩を」「層になったパズルからは順番を学び創造力を駆使、まるでかくれんぼを楽しむように」…
ジョージ・ラック・パズルには、より多くの子どもに楽しんでほしいというご夫妻の願いがいっぱい詰まっています。
今月は、イギリスのグッドトイ賞やおもちゃライブラリー推薦玩具金賞を受賞しているジョージ・ラック・パズルをご紹介させて頂きます。

箱のサイズ：１６cm×１６cm×１２cm
最小パーツ：直径３５mm×高さ３０mm