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おすすめ絵本・おもちゃ
今月のおすすめ絵本 ハロウィン
気が付けば日も短くなり、秋の深まりを感じる季節になりました。
10月31日はハロウィンですね。
もともとハロウィンは、秋の収穫祭が起源とされています。またこの日の夜、死後の世界の扉が開き、死者の霊が現世の家族に会いに来ると信じられていました。
しかし、それと一緒に魔女や悪魔、悪霊たちもやって来て、悪さをすると怖れられる日でもあったそうです。
そこで人々は、仮面を被って仮装し、魔物たちを追い払ったといわれています。
日本では仮装したりお菓子をもらったりと、子どもたちにとって楽しいイベントになりましたね。
ハロウィンのドキドキやワクワクをより一層盛り上げる、おすすめの絵本をご紹介します。
ハロウィン!ハロウィン!
出版社 : 白泉社
著者 : 西村 敏雄
定価 : 968円
対象年齢: 2歳~
「ハロウィン!ハロウィン!」
今日はハロウィンです。
たろう君は動物たちと、さっそくこわ~い格好をしてお菓子をもらいに出かけます。仮装のアイデアが素敵で、袋やトイレットペーパーなど身近なものを使っていたりと参考になります。
みんながおばあちゃんの家に着くと、そこにはガイコツに仮装したおばあちゃんの姿が!「トリックオアトリート!」最後はみんなでおばあちゃんの用意してくれた美味しそうなケーキやキャンディを頬張ります。
可愛いイラストで小さいお子さまにも読みやすい一冊になっています。
ハロウィンドキドキおばけの日!
出版社 : 文溪堂
著者 : ますだ ゆうこ
定価 : 1,540円
対象年齢: 3歳~
ハロウィンドキドキおばけの日!
レイはオバケや悪霊が大キライ!
仕方なくオバケの仮装をしますが、可愛く作れたのでそのままベッドに入って眠りました。
すると、仮装した自分そっくりの優しそうなオバケが目の前に現れます。それは、こわがりオバケの「シェイク」でした。
お話の途中途中に仮装の作り方や、ハロウィンパーティーのおすすめ料理レシピなど、ハロウィンに役立つ情報が満載です。
毎年のハロウィンが楽しみになるわくわくドキドキが詰まった一冊です。
ハロウィンのランプ
出版社 : 岩崎書店
著者 : 小林 ゆき子
定価 : 1,430円
対象年齢: 5歳~
「ハロウィンのランプ」
ジーナはクラスの中で一番怖いハロウィンのランプを作ろうとしますが、先生とクラスみんなに褒められたのは友達のサリーでした。
それが面白くないジーナが一人で別行動をしているうちに、本物のオバケのハロウィンパーティーに紛れ込んでしまいます。
日本のオバケと違い、海外のオバケは色とりどりです。色んなオバケが出てくるので、仮装の参考にもなりそうです。
ドキドキだけではなく、お友達との友情も描かれていて心が温まる一冊になっています。
アイスクリームが溶けてしまう前に(家族のハロウィーンのための連作)
出版社 : 福音館書店
著者 : 小沢健二と日本恐怖学会
定価 : 1,540円
対象年齢: 小学中学年~
「アイスクリームが溶けてしまう前に(家族のハロウィーンのための連作)」
歌手「小沢健二」さんの本です。
ハロウィンの由来や仮装の作り方など、本場アメリカでのハロウィンの楽しみ方を深く知ることができる一冊です。
永遠に続くと思われる日には必ず終わりが来ます。そして、お菓子をもらっていた頃の仮装の写真はみんなの宝物になり、アイスクリームが溶けるまでの時間の大切さに気が付きます。
家族みんなでハロウィンに向けて読んでみませんか?
きっと、今までより一層、豊かなハロウィンになりますよ。
今月の木のおもちゃ
今月はドイツ・ジーナ社の「ジーナミニ箱積木」をご紹介いたします。
このおもちゃは大きさの違う箱が6個入っていて、気持ちのよいくらい大きさの順にスッポリと収まります。
幼い子どもは、はめこんだり、入れたり出したりすることにとても興味を示し、何度も何度も繰り返し同じことをして楽しみます。もちろん積み木として遊ぶこともできます。
幼い子どものおもちゃはシンプルな方が、遊びが限定されることなく、いろいろな工夫をしながら遊びを見つけだすことができます。
色は、木目が透ける程度の落ち着いた色彩で、遊び終わったら、インテリアとして棚の上などに飾っておいてもキレイです。実際に、あるテレビ局の番組でインテリアとして飾ってあるのを見たことがあります。
また、愛子さまがご使用になられていたことで有名なジーナ社の「ベビーキューブ」と同じ彩色になっており、一緒に組み合わせて遊ぶと、遊びの幅がより広がるでしょう。
詳細の写真のように箱の中におもちゃなどを入れたり、人形の家に見立てたりと子どもは色々な遊びを創造します。
同類商品に、アルビスブラウン社の木製カップ型「タワー」があります。