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おすすめ絵本・おもちゃ
今月のおすすめ絵本
日中は夏と変わらない暑い日が続きますが、日が落ちるのが少しずつ早くなり、どことなく季節の移り変わりを感じる頃となりましたね。
秋といえばお月見や食べ物、そして紅葉など楽しいことが盛りだくさん
そんな楽しい秋を、絵本を通して感じてみませんか?秋の魅力がたくさん詰まった、おすすめの絵本をご紹介いたします。金色に輝く、秋の美しい自然をたくさん味わってくださいね。
おつきみうさぎ
出版社 : 童心社
著者 : 中川 ひろたか
定価 : 1,430円
対象年齢: 3歳~
「おつきみうさぎ」
お月見の日に、すすきを取りに来た子どもたちはとってもきれいなうさぎを見つけて連れて帰ります。でも夜になると、そのうさぎの姿が見えません。
うさぎは一体どこからやって来たのでしょうか?
すすき、おだんご、うさぎ…。これぞ、お月見!な一冊です。「お月見」という行事がとても分かりやすく描かれているので、小さなお子さまでも楽しく読むことができますよ。お月見団子の作り方も載っているので、親子で作ってみてはいかがでしょうか。
りんごのき
出版社 : 福音館書店
著者 : エドアルド・ペチシカ
定価 : 990円
対象年齢: 3歳~
「りんごのき」
かわいい男の子、マルチンはある日、自分の家の庭にリンゴの木があることに気が付きます。その日から、ウサギにかじられないように金網を巻いたり、虫がつかないように薬をまいてあげたり、木に元気がないときは水を上げたりと、家族でお世話を始めます。
リンゴの木とともに、季節の移り変わりを親子で楽しめますよ。
マルチンが心待ちしているリンゴの実はなるのでしょうか?等身大の子どもの姿をとてもうまく捉えている可愛らしい一冊になっています。
さつまのおいも
出版社 : 童心社
著者 : 中川 ひろたか
定価 : 1,430円
対象年齢: 3歳~
「さつまのおいも」
おいもたちは土の中で生活しています。ご飯を食べたりトイレに行ったり、体操をして体を鍛えたりもします。なんだか、わたしたちと同じようで親近感が湧きますね。
そして、いよいよお芋堀りをしに来た子どもたちと綱引き対決の日がやって来ます。
子どもたちは一生懸命、お芋のツタを引っ張ります!お芋たちは土から抜かれないように必死に踏ん張ります!果たして勝つのはどっち?!食欲の秋にぴったりな一冊になっていますよ。
どんぐりノート
出版社 : 文化出版局
著者 : いわさ ゆうこ / 大滝 玲子
定価 : 1,430円
対象年齢: 5歳~
「どんぐりノート」
どんぐりというととても身近な植物ですが、詳しく知っている方はあまりいないのではないでしょうか?
丸い形だったり長細い形だったり、帽子の形もそれぞれ違ったりします。この絵本は、どんぐりの知識が満載!どんぐりの種類や特徴などが詳細に描かれているので、親子でどんぐりについて詳しく知ることが出来ますよ。
公園で拾ってきたどんぐりと、この絵本のどんぐりを見比べてみたり、この本と一緒に出掛けてみても面白いですね。どんぐりの食べ方も載っているので挑戦するのもいいかも?
今月の木のおもちゃ
創業1944年から70年以上にわたり、シンプルで子どもの想像力を刺激する「レール遊び」の原点を追求する、北欧・スウェーデンのミッキー社の汽車セットをご紹介します。
電車や車、タイヤや車輪のあるおもちゃは、幼い子どもにとって魅力あるおもちゃの一つですよね。
電池で自動で動く電車も楽しいですが、1歳くらいになると自分の手で「車両を押してみる」
ことからはじまり、「レールの上にのせて走らせてみる」、「町や情景を想像し、積木などを活用し物語をつくる」という段階をふんで、遊びが成熟していきます。
1~3歳頃の遊びに大切なのは、子ども自身で遊びを創造することですので、自動で動くものではなく、早すぎない「自分のスピード」で世界を創造していくことのできるおもちゃを与えてあげましょう。
ミッキー社のおもちゃは全て規格統一してつくられていますので、自由に組み合わせて遊ぶことができます。レールを自由に組んで、汽車を思いのままに走らせて、子どもは夢中で遊びます。自分の気持ちを汽車に託して空想を広げ、想像力を育てます。