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おすすめ絵本・おもちゃ

今月のおすすめ絵本

今月は、秋をテーマにしたおすすめ絵本を年齢別にご紹介させていただきます。

ねられんねられんかぼちゃのこ

出版社 : 福音館書店
著者  : やぎゅう げんいちろう
定価  : 990円
対象年齢: 2歳~

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「ねられんねられんかぼちゃのこ」

「たまごのあかちゃん」、「いろいろおせわになりました」、「いーはとあーは」など、ユニークな発想で子どもからも大人からも人気の絵本作家、柳生弦一郎さんが手がける絵本です。
まんまるおつきさんが空に昇って、声をかけます。「よるに なったわよー そこの かぼちゃのこ はやく ねなさーい」すると、表紙のあどけない表情のかぼちゃの子が「ねられんねられん あたまに かえるさんがのってては ねられんねられん」と言います。本当はねむくても、ねむくない!と言う子どもの気持ちを代弁しているかのようですね。
そして、かぼちゃのこの「ねられんねられん」は続きます。でも、最後には「かぼちゃのこの すきにしなさーい」と、おつきさま。あせって寝ようとしなくても大丈夫と感じられる包容力のある言葉。子どもをゆったりとした気持ちに落ち着かせてくれるかのようですね。
おつきさまとかぼちゃの子のやりとりが楽しいので、親子で寝る前に読んでほしい1冊です。

さつまのおいも

出版社 : 童心社
著者  : 中川 ひろたか
定価  : 1,430円
対象年齢: 3歳~

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「さつまのおいも」

行事にちなんだ季節感たっぷりの楽しい絵本「ピーマンシリーズ」の中の1冊です。
子どもが大好きなサツマイモ、秋にはイモほりや焼きイモ大会、登場回数も多い身近なお野菜ですよね。
そのサツマイモが人間のように土の中で暮らし、トレーニングをして体を鍛え、イモほりに来た子どもたちと綱引き勝負をします。サツマイモたちの意外な日常生活、来る日のための準備する姿に思わず笑ってしまいます。
秋の読み聞かせ絵本として、ぜひ手に取ってほしい絵本です。

どんぐりノート

出版社 : 文化出版局
著者  : いわさ ゆうこ/大滝 玲子
定価  : 1,430円
対象年齢: 5歳~

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「どんぐりノート」

どんぐり拾い。
どの子も経験がありますよね。
集めて家に持って帰って並べたり、それを使って工作をしたり。いろんな楽しみ方ができますよね。
でも、意外と知られていないのがどんぐりの生態。この絵本は図鑑とは違ってイラストでわかりやく説明し、どんぐりの遊び方から食べ方まで紹介しています。
丸かったり、小さかったり、帽子の部分の形がそれぞれ違ったり、クヌギ、コナラ、アベマキ、ブナやシイなどのどんぐりの仲間、どんぐりの歴史までがわかります。
この本1冊あれば、どんぐりの自由研究にも役立つので、小学生にもおすすめです。どんぐりに詳しくなって、「どんぐり博士」になれるかも?!
秋の散歩も楽しくなりそうですね。

クマと森のピアノ

出版社 : ポプラ社
著者  : デイビッド・リッチフィールド
定価  : 1,540円
対象年齢: 6歳~

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「クマと森のピアノ」

こぐまのブラウンが森でピアノに出会い、毎日触っているうちに素敵なメロディが弾けるようになり、そして音楽というものを知ります。
気が付くとブラウンの奏でる美しいメロディに仲間のくまたちが集まってくるようになりました。そんな頃、偶然通りかかった人間の女の子とお父さんがブラウンの演奏を聴き、ブラウンを街へ来るように誘います。森の中で美しい音楽を奏でていたブラウンがやがて大きな街で夢を叶える瞬間。そのブラウンの心の高揚、大観衆の拍手、誰もが憧れる光景です。
でもその先に見えてきたものは、ブラウンにとって本当に大切にしたいもの。
夢をかなえること、大切なともだちとのつながりを描いた心温まる絵本です。

今月の木のおもちゃ

創業1944年から70年以上にわたり、シンプルで子どもの想像力を刺激する「レール遊び」の原点を追求する、北欧・スウェーデンのミッキー社の汽車セットをご紹介します。

電車や車、タイヤや車輪のあるおもちゃは、幼い子どもにとって魅力あるおもちゃの一つですよね。
電池で自動で動く電車も楽しいですが、1歳くらいになると自分の手で「車両を押してみる」ことからはじまり、「レールの上にのせて走らせてみる」、「町や情景を想像し、積木などを活用し物語をつくる」という段階をふんで、遊びが成熟していきます。
1~3歳頃の遊びに大切なのは、子ども自身で遊びを創造することですので、自動で動くものではなく、早すぎない「自分のスピード」で世界を創造していくことのできるおもちゃを与えてあげましょう。

ミッキー社のおもちゃは全て規格統一してつくられていますので、自由に組み合わせて遊ぶことができます。レールを自由に組んで、汽車を思いのままに走らせて、子どもは夢中で遊びます。
自分の気持ちを汽車に託して空想を広げ、想像力を育てます。

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