おすすめ絵本・おもちゃ

ほっぷすてっぷかぶとむし

夏になるとやって来る、か大きなツノに黒光りした大きな体。子どもたちに大人気のカブトムシが、「ほっぷ　すてっぷ　じゃーんぷ！」「かたあし　あげて　ケンケンケン」。
思わずお子さまもマネしたくなりますね。
短めでリズムのいい文章がとても読みやすく、小さなお子さまも楽しめます。最後、高く飛んでいくカブトムシはとても力強く、かっこいいですよ。昆虫が好きなお子さまにもおすすめです。

どろんばあ

寝静まった家の中、「どろんばあ」という言葉とともに、おばけが次々とやってくるお話です。よく知られている有名なおばけがたくさん出てきますよ。
カッパは洗面台、かさおばけは玄関など色んなところに現れたおばけたちは最後、みんなで宴会を始めます。
すると朝になって…。おばけたちが慌てて帰っていく姿がとてもユーモアに描かれています。
可愛らしいイラストでオバケが描かれているので、小さなお子さまも怖がることなく楽しむことができますよ。

「すいかのたね」

ばばばあちゃんが庭にスイカの種を植えました。それを見た動物たちは、何を埋めたのか気になって何度も掘り起こします。
何度も掘り起こされるスイカの種はカンカンに怒ってグングンと成長していき、あっという間に見事なスイカになります。
怒ったスイカの種と、ばばばあちゃんのやりとりがとってもユーモアたっぷりで面白いですよ。
怒ったスイカはどんな味がするのでしょうか？ワクワクしながら楽しめる、パワフルな一冊です。

「にちよういち」

高知市の伝統の催し、「にちよういち」の様子がとても丁寧に、分かりやすいイラストで描かれています。
文字は少ないですが、色んなお店が出ていて、それぞれのお店で売り出されている品物を見ているだけでも楽しめますよ。
会話は土佐弁で展開されているのですが、最後のページに解説が載っているので安心して読めますよ。その土地ならではの方言や豊かな生活を味わってみてはいかがでしょうか？