こそだてナビゲーション

絵本の選び方・読み聞かせの仕方など情報満載

おすすめ絵本・おもちゃ

今月のおすすめ絵本

小学校から英語教育がはじまり、日本でも低年齢から英語に触れさせたいと考える親御さまが増えています。

幼い子どもに楽しく英語に触れさせる方法の一つに、英語の絵本の読み聞かせがあります。親子で一緒に英語を学びたいときにもおすすめです。
英語の絵本は、海外での生活様式なども描かれているので、英語そのものだけでなく、海外の文化を知るきかっけにもなります。また、日本語と英語の二か国語版では、日本語の言葉の響きの素晴らしをあらためて実感することもできるでしょう。
そして、英語を学びはじめの小学生にも、幼いころに読んでもらった懐かしい絵本を英語であらためて読んでほしいと思います。

「おつきさまこんばんは <Good Evening Mr.Moon>」英語のみ

出版社 : 福音館書店
著者  : Hayashi Akiko
翻訳者 : Robert Campbell
定価  : 1,540円
対象年齢: 小学校低学年〜

詳しく見る

「おつきさまこんばんは <Good Evening Mr.Moon>」英語のみ

とても静かな夜の空に、黄色に輝くお月さまが出てきます。
ところが、そこに黒い雲がやってきてお月さまを隠してしまいます。お月さまは困った顔。やがて黒い雲が去ってお月さまはにっこりと笑い、月夜を優しく照らしてくれます。物語の中に何度も「こんばんは」(Good evening,,Mr.Moon)というセリフが出てくるので、自然とあいさつを覚えることができます

英語のみの絵本になっていますが、親子で無理なく読める一冊になっています。

「はらぺこあおむし <THE VERY HUNGRY CATERPILLAR>」英語と日本語

出版社 : 偕成社
著者  : Erick Carle
翻訳者 : もり ひさし
定価  : 1,760円
対象年齢: 4歳~

詳しく見る

「はらぺこあおむし <THE VERY HUNGRY CATERPILLAR>」英語と日本語

ある日、葉っぱの上に産み落とされた卵からペコペコにお腹をすかせたあおむしが生まれます。
とても食欲旺盛なあおむしは、リンゴやイチゴ、アイスクリームなど毎日たくさんのご飯を食べて大きくなります。時には食べ過ぎてお腹が痛くなってしまうことも…。
最後、あおむしは何に変身するのでしょうか?
シンプルな英文で構成されていて、曜日や食べ物の名前を英語で覚えるのに最適です。穴開きの仕掛けも面白く、色鮮やかな色彩で大人も目で楽しくことが出来る一冊です。

「ねずみくんのチョキ <The Mouse’s Vest>」英語と日本語 CD付き

出版社 : ポプラ社
著者  : Yoshio Nakae
翻訳者 : Kate Klippensteen
定価  : 2,200円
対象年齢: 5歳~

詳しく見る

「ねずみくんのチョキ <The Mouse’s Vest>」英語と日本語 CD付き

ねずみくんはお母さんに編んでもらったチョッキを着ていました。とても素敵なチョッキなので、アヒルやサルなど色んな動物たちが「いいチョッキだね、ちょっと着せてよ!」と頼んできます。
ねずみくんはチョッキを貸してあげますが、チョッキを着る動物がどんどん大きくなっていって…。ねずみくんにぴったりサイズのチョッキはどうなってしまうのでしょう?
繰り返しが楽しい絵本は、英語のフレーズを身につけるのにぴったりです。短い文章を繰り返し読むことによって、英語での会話が楽しく覚えられます。
付属のCDには英語による朗読や簡単な英単語、あいさつなどが収録されています。

「スイミー <Swimmy>」英語と日本語

出版社 : 好学社
著者  : Leo Lionni
定価  : 1,870円
対象年齢: 小学校低学年〜

詳しく見る

「スイミー <Swimmy>」英語と日本語

とても広い海に住む小さくて黒い魚スイミー。
ある日、大きなマグロがやって来てスイミーの兄弟たちはみんな飲み込まれてしまいます。一匹だけ難を逃れたスイミーは悲しみに暮れます。
しかし海の色々な面白い生き物たちと出会い、少しずつ元気を取り戻していきます。そして仲間たちと一緒にマグロを追い出すことを思いつくのです。
それは黒い身体のスイミーにしか出来ないことでした。孤独や勇気、大切なことを教えてくれる絵本です。小学校の教科書にも登場する「スイミー」。
外国語を学び始める小学生にも読んでほしい絵本です。英語での表記は少し難しいと感じるかもしれませんが、英語の文章の下に日本語訳もついているので、英語と日本語のニュアンスの違いを感じられるだけでも大きな発見です。二つの言語で読む「スイミー」を楽しんでくださいね。

今月の木のおもちゃ

NHKのピタゴラスイッチでご覧いただこともあると思いますが、想像力をはたらかせ、玉の道を考えながら組み立てる遊びがスカリーノです。

スカリーノは溝が切られたレールの上を玉が転がっていくおもちゃです。組み合わせは無限で好きな方向・組み合わせを考えながら積木のように積んでいきます。子どもは、積み木の組み立て方と玉の落とし方を試行錯誤し、玉が最後まで転がったときには達成感を味わうことでしょう。
お子さまが3歳になったらおすすめですが、とはいっても3歳です。玉の道は一人では組み立てられません。でも、3歳になると玉を落として転がるのを見るのは大好きになります。まさにツボにはまったみたいに何度も何度も玉を落として楽しむことでしょう。ですので、この時期にスカリーノを与えるポイントは、お父さん、お母さんが玉の道を最初から最後まで作ってあげることがポイントとなります。

ですが、安心してください。お父さん、お母さんが一緒になって作り、組み立て、玉を転がし、たっぷり積み木で遊ぶ経験をつんだ子どもたちは、4~5歳ぐらいから玉の道を自分で組み立てはじめます。自分で作る玉の道の積み木は、じっくり取り組む粘り強さや忍耐力、穴と穴をぴったり合わせて作り出す手先の器用さ、集中力を育ててくれます。スカリーノが子どもたちに愛され続ける理由は、玉を転がすという快感と難しい玉の道を論理的に考えて組み立てる。失敗し繰り返し考えて成功する喜び、最後には達成感を味わう、まさに遊びの王道をいく玩具です。

小学生になっても十分に楽しめるので、兄弟、姉妹でも遊べるところもよいですね。
お子さまやお孫さまのお誕生日やお祝いのプレゼントをお考えの際は、ぜひ、おすすめしたい玩具です。

ページの先頭へ戻る

キーワード検索