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おすすめ絵本・おもちゃ

今月のおすすめ絵本

新緑の若葉にすがすがしさを感じ、爽やかな風が心地良い季節になりました。

さて、5月14日には母の日、6月18日には父の日があります。感謝の気持ちを伝える日ですが、家族の愛情をたくさん感じながら、絵本を読んでゆったり過ごすのも素敵ですよね。読んでいるだけで家族みんなが幸せになれる、おすすめの絵本をいくつかご紹介いたします。

おかあさんだいすきだよ

出版社 : 金の星社
著者  : みやにし たつや
定価  : 1,320円
対象年齢: 3歳

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「おかあさんだいすきだよ」

お母さんのことが大好きな男の子とお母さんとのコミュニケーションを描いています。
「早くしなさい!」「何回言えばわかるの!」とガミガミ怒るお母さんに対して、男の子は「こんなふうに言ってくれたら、もっとお母さんのこと大好きだよ」と返します。
「だいすきだよ」という言葉は、笑顔と力が湧いてきますよね。とっても愛であふれている一冊です。子育てに奮闘中のお父さんにもおすすめです。

ふんふんなんだかいいにおい

出版社 : こぐま社
著者  : 西巻 茅子
定価  : 1,320円
対象年齢: 4歳

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「ふんふんなんだかいいにおい」

今日は、お母さんの誕生日です。さっちゃんは両手いっぱいのお花を摘みに出かけますが、大急ぎで朝ごはんを食べたせいで色んなにおいを付けたままです。
「おまえはイチゴジャムだな」「おまえはチキンスープだな」と美味しそうなにおいを嗅ぎつけてやって来ます。
さっちゃんとお母さんはそんな動物たちを優しくもてなします。そんな中、一匹のオオカミが泣き出して…。心がとても温かくなる一冊です。

とうさんまいご

出版社 : 偕成社
著者  : 五味 太郎
定価  : 1,320円
対象年齢: 3歳~

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「とうさんまいご」

お父さんが迷子になり、男の子が探すという子ども目線で物語が進んでいきます。
「お父さんの背広!」「お父さんの帽子!」と見つけるのですが、近づいてみると全くの別人!男の子と一緒にお父さんを探すワクワク感を体感できます。はたして男の子はお父さんを見つけることができるのでしょうか?
仕掛け絵本で最後のページまで楽しませてくれますよ。子どもらしさがたくさんつまった一冊になっています。

ピッツアぼうや

出版社 : らんか社
著者  : ウィリアム・スタイグ
定価  : 1,650円
対象年齢: 4歳~

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「ピッツアぼうや」

雨が降り、外に遊びに行けず不機嫌になっている息子を見て、お父さんは「そうだ、ピートでピッツァを作ってみよう!」とピートでピッツァを作り始めます。
生地(ピート)をこねたりのばしたり…チーズやトマトなどの具材(折り紙)を乗せて…オーブン(ソファ)に運んで焼いて…。作り方はとっても本格的!お父さんが自然と遊びに誘う姿とそれを見守るお母さんの姿がとてもほっこりします。
こんなに楽しく遊べるなら、雨の日の憂鬱な気分も吹っ飛んじゃいますね。

今月の木のおもちゃ

「トレインカースロープ」

50年以上も玉や車や人形が「転がる」おもちゃを作り続けてきたドイツの老舗メーカーベック社のトレインカースロープをご紹介させていただいます。

木の車や列車が滑って落ちていく音と様子は、木製ならではの優美さが際立ちます。 滑る音も心地よいのですが、穴に落ちる切り替え地点でのカシャカシャ、コトコトという音もなんとも愛嬌があります。
赤ちゃんが自分で車両を乗せられるのは1歳頃からになりますので、最初はお父さん、お母さんがやって見せてあげてください。
目や耳を働かせていろいろなものに興味をもつ赤ちゃんは、目を輝かせて喜びます。

車両を自分でつまんで持てるようになると、それを正しい位置に置くという動作も大切なポイントです。指先の動作、結果を想像する力、繰り返し楽しむ集中力は、自動に動く車や電車では身につきません。子どもの意欲を育てるには、わくわくする楽しい遊びをしたいという欲求が生まれることが大切です。
動きのあるものを目で追う「追視」の遊びでもあるので、4両つながった車両は動きが1両とは違ったわくわく感があります。

ドイツ・ベック社の創始者、クリストフ・ベック氏がデザインした傑作おもちゃ「シロフォンつき玉の塔」(またの名を「クーゲルバーン」という)も以前ご紹介いたしましたが、発売以来、世界中に輸出されて50年以上愛され続けている赤ちゃんから大人までも夢中になるおもちゃです。

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