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おすすめ絵本・おもちゃ
今月のおすすめ絵本
「おには-そと!ふくは-うち!」。2月3日は幼い子どもでも楽しく参加できる行事、節分の日です。
豆をなげて、歳の数だけ豆を食べたりするのは楽しいですよね。
最近では、いわしの頭やひいらぎの葉を玄関に飾る家は少なくなってきましたが、代わりに恵方巻を食べる習慣がおなじみになってきました。そして、節分を盛り上げてくれるのが鬼の存在。
鬼の出てくる物語を中心に節分の日におすすめの絵本をご紹介させていただきます。
おにはそと
出版社 : 金の星社
著者 : せな けいこ
定価 : 1,595円
対象年齢: 2歳~
「おにはそと」
節分の夜に現れた鬼たち。
子どもたちが豆まきをして、大人の鬼たちは退散しますが子どものちび鬼だけが取り残されてしまいます。
取り残されたちび鬼は子どもたちと仲良くなるのですが、鬼たちは人間に捕まった!と思い、お父さん鬼を呼びに行きます。鎧をつけてちび鬼を取り返しに、いざ出発!最後のユニークな展開に大人もほっこりしますよ。
「鬼=こわい」と思っているお子さまも安心して読める一冊です。
せつぶんワイワイまめまきの日!
出版社 : 文溪堂
著者 : ますだ ゆうこ
定価 : 1,540円
対象年齢: 3歳~
「せつぶんワイワイまめまきの日!」
とっても愉快な鬼退治のお話。
節分の日、たかし君は保育園でつよし君に「鬼になれ!」と勝手にオニごっこのオニにされてしまいます。
すると、目の前にはオニの子キッチが立っていて…。たかし君がキッチと一緒に立ち向かいます!節分の楽しさと、日常での出来事がうまく合わさった面白いお話の一冊になっていますよ。
豆まきのことや恵方巻、そしてお面のことなどが分かりやすく書かれているので、お話を楽しめるだけではなく親子で楽しく節分について学べますよ。
あかたろうの1・2・3の3・4・5
出版社 : 偕成社
著者 : きたやま ようこ
定価 : 990円
対象年齢: 3歳~
「あかたろうの1・2・3の3・4・5」
なかなか帰ってこないお母さん。そこで、あかたろうはお母さんがどこにいるのかを確かめるために、お母さんの訪れた先に電話をします。
お母さんの行き先、次々に電話をしていくとそれは今日の夕飯のヒントになっているのでした。電話が今ではあまり見かけないダイヤル式なのも懐かしく感じる方もいるかもしれませんね。
リズミカルに数字が出てくるので、数字に興味のあるお子さまや、数字を覚えたてのお子さまにおすすめです。
おにたのぼうし
出版社 : ポプラ社
著者 : あまん きみこ
定価 : 1,925円
対象年齢: 4歳~
「おにたのぼうし」
節分の日の夜、ツノを帽子で隠したおにたは病気のお母さんを看病する女の子と出会います。何も食べていない女の子のもとへ、おにはは食事を届けます。
女の子に食事を届けたくて初めて人間の前に姿を現したおにた。ですが、鬼は悪い存在だと決めつけた女の子の一言で、おにたは悲しみに暮れ…。
悲しく切ないお話ですが、柔らかいイラストによって優しいおにたの雰囲気がとても伝わる一冊になっていますよ。
今月の木のおもちゃ
自分たちのこどもを楽しませようと作り始めたパズルが評判となり、1975年に会社を設立、以来イラストレーターのケイさんと木工技術者のジョージさんご夫妻でパズルを作ってこられたそうです。
「幼児が遊ぶ単純なものには原色を、年長児向けにはリアルな色彩を」「層になったパズルからは順番を学び創造力を駆使、まるでかくれんぼを楽しむように」…
ジョージ・ラック・パズルには、より多くの子どもに楽しんでほしいというご夫妻の願いがいっぱい詰まっています。
今月は、イギリスのグッドトイ賞やおもちゃライブラリー推薦玩具金賞を受賞しているジョージ・ラック・パズルをご紹介させて頂きます。
■2~3歳向け
■3~4歳向け
■4~5歳向け
■5~7歳向け
■その他メーカー 1~2歳向けパズル