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おすすめ絵本・おもちゃ

今月のおすすめ絵本

一年のしめくくりの日「大晦日」、そして、一年の始まりの行事「お正月」。
家族で大掃除をしたり、お節料理の準備をした後、今年あった出来ごとを振り返り、来年はどんな年になるのかなぁと思いをはせたり、いつもより長く感じる大晦日の夜。
昔ながらのお正月を過ごすご家庭は少なくなってきているとは思いますが、絵本の中だけでも体験しておきたいものですね。
そんなこの時季にふさわしい絵本を2冊ご紹介させていただきます。

じょやのかね

出版社 : 福音館書店
著者  : とうごう なりさ
定価  : 1,200円
対象年齢: 4歳~

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「じょやのかね」

大晦日の夜、男の子が、はじめてお父さんと除夜の鐘をつきにいく緊張感を、版画で表現した絵本です。
お父さんと一緒に歩く普段とは表情の違う夜の道、寒さの中で飲む甘酒のおいしさ、鐘の重み、そして新しい年に変わる瞬間の期待感。満天の星空の下、お父さんに手を引かれて家路につく男の子の後ろ姿が、何とも忘れがたい印象を残します。
初めて除夜の鐘をつきにいく男の子の心情が版画といっしょに浮彫になってきます。

十二支のお節料理

出版社 : BL出版
著者  : 川端 誠
定価  : 1,300円
対象年齢: 4歳~

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「十二支のお節料理」

お節料理とは、五節句料理のことですが、節日のうち最も重要なのが正月であることから、正月料理のこととなりました。
色どりよく栄養バランスにもかなって、重箱に美しく盛られたお節はお正月気分を盛り上げ、仕度やかたづけも少なくてすみ、みんなが楽しく心おきなく食べることができますよね。
それぞれの地方や家々に伝わるお節があり、こうした日本の食文化を大切にしたいものです。
絵本の中では、年の神様が十二の動物たちを集めて、お節料理の準備を命じます。ひつじは下ごしらえ、さるは料理番、いぬは年越しそばの係、ねずみは掃除と正月飾り…
読んだらきっと、我が家ならではの楽しいお節を演出してみたくなりますよ。

今月の木のおもちゃ

小さな大工さん

ちいさな大工さんセット
メーカー : DUSYMA/デュシマ
生産国  : ドイツ
定価   : 6,800円
対象年齢: 3歳~

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「小さな大工さん」

今月は、ドイツのおもちゃメーカーDusyma(デュシマ社)のトンカチ遊びをしながら図形遊びも楽しめる「小さな大工さん」をご紹介させていただきます。 「小さな大工さん」は、1951年に発売以来のロングセラーのトンカチのおもちゃで、Dusyma(デュシマ社)を代表するおもちゃの1つとなっています。
遊び方は、コルク板に小さな釘で、赤・青・緑・黄色の色板をトンカチで打ち付けて好きなパターンを作って遊びます。 4色の色板は、無垢のブナ材に透明な彩色がなされていて、品質に優れ手触りが良いのが特徴です。
「小さな大工さん」が長年人気の理由には、安全面の配慮があります。
トンカチは、大変軽い木製なので、誤って手を売ってしまってもケガをしないように作られています。
また、色板には小さな釘の穴が空いているので、少ない力でまっすぐ釘を打つことができます。パターン表も付属していますので、パターン表をみながらトンカチでトントン♪釘を打ち付けて遊びましょう!
色板は、同じ基尺で作られていますので、どのような組合せでも合うようにできています。

普段は大人しか扱えない「トンカチ」と「釘」を扱えることは、子どもにとってはとても嬉しいことです。
なんだか大人になった気分になります。
そんな子どもは、自覚を持って、トンカチと釘を使い安全に遊んでくれます。 子どもの自立心を促す、ヨーロッパらしい考えの玩具だと言えます。

※小さなパーツを含んでいますので、3歳未満のお子様には遊ばせないでください。釘は小さいので、ケースを用意してあげてください。 釘は磁石でくっつきますので、ケースの中に磁石を入れてあげると取りやすくなります。

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